古銭買取時のポイント
所有している古銭の査定額を高くするためにも、買取の際の査定ポイントを知っておくと有利です。古銭をただ持っていくだけよりも、一定の条件を満たして持っていく方が高額買取に繋がりやすくなります。
ここでは古銭の査定時に重視されるポイントや、少しでも高く売るためのポイントについてご紹介いたします。
古銭の保存状態
古銭の保存状態は買取価格に大きく影響を与えます。傷や劣化が少ない物ほど重宝され高額な買取価格が付けられるのです。
保存状態が悪いものや傷が多いものでも買取は可能ですが、カビや傷、劣化やサビのレベルによっては、買取価格が落ちてしまう可能性もあります。しかし、古銭は劣化もひとつの価値として認識されるので、無闇に洗浄や研磨は行わないようにしましょう。逆に市場価値を損なう場合があります。
古銭の収納ケースや入れ物(額)
古銭には専用のケースや額が用意されているものがあります。買取を依頼するとき、その専用ケースや額もセットで持っていくことで高額買取につながる可能性が高くなるので、手元にある場合は一緒に持参しましょう。
古銭の鑑定書
過去にどこかから購入した正規の古銭であった場合、そのときに古銭鑑定書という鑑定書がついてきます。これは同封されているものや、ケース自体に記載されているものなど形状はさまざまです。
この古銭鑑定書は正式な機関で鑑定されているという証拠になるので、一緒に持っていけば査定額の高騰につながります。
複数の古銭をまとめて査定する
古銭買取は1点からでも行ってもらえますが複数点を同時に売ったほうが査定額をアップしてもらえる確率が高くなります。
買取店は多くの古銭をたくさん売ってもらえば、それだけ販売商品の幅が広がるので、数多くの古銭を売ってくれる人には買取額の増額も検討してくれるでしょう。また古銭によっては2枚セットになっているものもあるので、それらの古銭はセットで売ったほうが査定額も高くなる傾向があります。
汚れの洗浄や研磨は行わない
汚れやサビが多い古銭は査定に影響を与えるとお伝えしましたがだからといって研磨剤や洗剤などで洗浄してはいけません。
古銭では汚れ具合やサビ具合なども価値として認められるので、例え手元の古銭の劣化や汚れが激しくても、そのまま査定に出すようにしましょう。仮に洗浄を行うとしても、専門の査定員に任せた方が安心です。
無闇に研磨剤などで磨いてしまうと、古銭としての価値が失くなってしまう場合もあるので注意しましょう。